海水浴へ
30過ぎると、おそらく女性の半分は海に行って水着になって泳ぐなんてことはしなくなるのが普通かもしれない。
日焼け、体型を気にして、また一緒に行く人がいないという理由(独身の場合)
私も友達みんなで行こう騒いで気仙沼の大島に行ったのは20代半ばが最後で、30代を過ぎて行ったのが、とにかく海好きの職場の女の子と行ったのが最後だった。
あれ、違う
東日本の震災前年にも行ったのだ。みんなで海でBBQが女子で海に水着着て入ったのは私1人だったという恥ずかしげも無くタンキニの水着を着て、それきり。
震災の数ヶ月前に職場の子がサーファーのスポットの工業地帯を抜けて見えてくる仙台港に仕事が早く終わった日に車で行った。足だけ浸した。それだけでも十分気持ち良かった。
日焼けがイヤ、肌が汚い(いや、私に比べたら皆さん白くてお肌綺麗なんですけど?)スタイルが悪いなど、理由に海水浴のお誘いは断られまくりだったので、一人で行く気力もないので、どんどん海から遠ざかって行った。
そして、東日本大震災から海から遠ざかったのは私だけではない。
その後、また海への扉を開けたのはニューヨークで音楽活動をしていた友達が帰国後再び音楽活動を始めると言うのでイメージ写真撮影で何処に行きたい?という話で、海に行こうかと、震災の影響の少ないキレイな海で仙台からちかいところ、と子供の頃の記憶で浮かんだのは、桂島でした。
ミニ旅にもなって、船にも乗り楽しかった。
すっかり海や川へ行くと手だけ、足だけ癒しと称して水に浸かるのが普通になっていった。
闘病生活の後は、それまでに出来なかったことをしようと行った旅行先で、思わぬ三重から新宮、紀伊勝浦駅までの海岸線の列車(きのくに線)の旅に、感動して、途中、時間もあったので那智駅で降りてシーズンオフで人も少ないブルービーチ那智で過ごして、足だけ入って気持ちよくて海風にあたってさらに気持ちよくて、海っていいなとつくづく思わされた。
翌年に伊勢市に移住、伊勢湾にある二見の海が目の前にあったので、通販で体型カバーの安い水着を買い、なん年ぶりかの海水浴を楽しみました。離島巡りでもいくつかの海岸を巡った。海は本当に癒しだと思った。
和歌山に来てから、大阪寄りの紀の川市に滞在してたので、その後、和歌山市内に就職、引っ越しし、また生活するだけの毎日に追われて、簡単に夏は過ぎた。たまに友達と仲間と片男波に行った。一人でも休みの日に行った。やはり足だけ入るのが普通で、それだけで満足だった。
今年も休みの日にたまに1人で海に行った。ある日、仲間からメッセが来た。海に来てると、たまたまその日も休みだったので私も今から海に向かうねって
友達は私より歳上の女性2人だった。体型は気にしない。着替えもその場で、車でササっとしてて、気取らない。
穏やかな時間が流れた。それでいいんだよね。
前置き長い?
実家に行った時に水着を持ち帰り、前の職場の女性とも行った。天河神社に行った時にも禊で天の川へと飛び込んだ。
闘病明けだった頃より体重が以前と同じくらいに戻ったので新しい水着を買うことにした。別に流行りの水着とかブランドでなければ、2、3千円で買える水着もあるので8月に入ってから水着を通販で買った。
友達と何度か行ってるので要領を得て、1人で行ってみた。早朝に行けば人も少なくていいんじゃないかと。
新しい水着を着て行った。結果最高に楽しかった。
全部が全部じゃないよ。おじいさんがすぐ隣に来て触れるほど近くに泳ぎながら寄って来たので逃げたり、さり気ないを装う見え見えなおじさん達の接近がいくつかあって、1人海水浴にはリスクも(デメリット?)もあるのだなと
まあそれでも自分の好きな時間、ゆっくりと波に浮かび波と戯れ、いやされたのだから、しっかり楽しみました。
しかし、次の休みでは、カップルが目の前ではしゃぎ、女の子の方が私を意識して何度も見ては笑うなど、イヤな思いをし、また次の機会にもカップルが真後ろにテントを張り始めたので居づらくなり、水着を着て居ながら海に入ることもなく、着いて1時間くらいで、帰りました。
行ったことのない海へ行ってみようという思いがずっとあり、
ある日突然休みの前の日に行ってみようと決心しました。
伊勢市に住んで居た時に近くの鳥羽、志摩の離島巡りなどが思い出され、人の少ない、比較的水質のキレイな透明度の高い海への憧れが湧き上がってきました。
電車で行けるところと、白浜にしよか、ブルービーチ那智とか、串本、周参見なども行きたいところは沢山あったけれど、日帰りでも行けそうなところにしました。ネットで探し広川町の西広海岸でした。
行ってよかった。陽射しは最高潮に暑く、移動だけでもしんどいかもと思ったけれど、たぶん行かなければ気が済まない、絶対後悔すると思って行くことにしたのです。
0コメント